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GAME

第5章 第二のゲーム

「……っっ!!」


ほのかも驚愕の表情を見せる。


「ないんだよ。ほのかと同じゲームが……
これじゃどれを選んでも俺たちは別々のゲームにひとりで参加しなくてはいけなくなる……」


再び重い沈黙が三人の間で流れた。


「でも、今週だけかもしれないし……」


ほのかは沈黙を破り、恐る恐るそう呟いたが、言った本人さえ信じることが出来ない言葉であった。

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