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あなたをいつも思っています。

第2章 好きなんだ…

「廉!」


廊下の方から大きな声で廉の名前を呼ぶ。人がいた。
廉の彼女の
栞先輩だった。

その姿をみた。
廉は、ニッコリ笑った。

廉「栞、なんでいんの?」

栞「廉に会いたくて」

廉の隣にいた私に栞先輩が話しかけてきた。

栞「あなたが日菜ちゃん?」
私は、頷いた。
廉「あーこいつ!」
と私の頭を掴んだ。
その時の栞先輩の表情は、怖かった。
私は、すぐに離れた。

栞「日菜ちゃんは、好きな人いないの?」
と聞かれた。
私「いません。」
廉「こいつ、男子に人気あんだけど…断るからなー」
栞「そーなんだ」
栞先輩の表情がこわかった。

もしかしたら、
きずかれたかも…

て、廉は、友達友達なんだから…

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