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これはアリかな?

第14章 オレオレ詐欺みたいだ。

家に着いた。寒かったから、制服から部屋着に着替え、こたつに潜った。

体かあったまるまでこたつに潜り、漫画を読む。

...だんだん眠くなってきた。

1時間くらいなら寝ても良いよね、...お休み。




―――ピローり、ピローり。


...ん? なんだよ~電話?
誰?母さんかな?

って前にもこんな事があったような...

寝ぼけながらも電話にでる。

「もしもし?」

『もしもし?由紀?』

「何?お母さん」

私は、電話をかけてきた人が母だと思った。だが違った。

『...俺、由紀のお母さんじゃない。』

「うん、だから何の用?...ってえ?お母さんじゃない?じゃああなたは ...?」

何故か聞いた事のある声だ。


『俺だよ俺!』

「...だから名前を」

【俺だよ俺!】って、オレオレ詐欺みたいだ。

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