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桜龍鬼

第1章 記憶




「しい兄あたしもう行くね」


「行ってらっしゃい、俺も後で行くから」




うんと返事してホットサンドをわしづかみして走る


ホットサンドをかじりながら少女漫画のヒロインのごとく走る






いやんそんなヒロインなんて恥ずかしい





じゃなくて時間ないんだよあたし


なにいやんとかいってんだろ




一人突っ込みをしてみる

寂しいなぁ




早く行こ




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