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第3章 影の存在と私達

すると彼は、仕方ないと言いたげな表情で笑った。そんな私達を、見ていた中垣が唖然としていたことを、私は知らなかった。


それから

私達、三人は保健室まで来ていた。

先生に事情を話すと、あっさりベットを使って良いと言われた。まぁ、相手が長谷川だからなのかもしれないけど

更に、もう1つ私は長谷川を見ているように言われた。中垣は殴られた頬の手当を先生にやってもらい、保健室から先生と共に出ていった。

何故か、二人きりで……

私は盛大に溜め息を吐いた。

「なんだよ、言いたいことがあるなら言えよ?」

低めの声に苛立ちが籠り

「言ったら怒ると思います……」

私が言うと

「分かった、怒らないから言えって」

そう長谷川が言うので私は、知りたい事を言った。

「どうして、触られたくないの?」

ずっと気になってた

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