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「ハイキラス！起きなさい。」
「ん・・・ﾊｯ！
　お母様おはようございます。」
「１２秒オーバーですよ。また今　日もおやつは抜きですね。」
「そんなぁ～勘弁してください～」
「この後、大事な会議がありますから、あなたも出席しなさい。」
「えっ？あ、はい」
（出席するなんてめずらしいな）

「おぉ、ハイキラス。おはよう。」
「お父様、おはようございます」
「すまないな。急に参加させてしまって。」
「いえ。大丈夫です。」
「ｵｯﾎﾝ！それでは話し合いを始めますよ！
今回はハイキラスを人間界に送ることについてです。」
「えっ！人間界に行ってもいいんですか！？」
「えぇ。ハイキラスも成長しましたからね。そろそろいいでしょう。しかし悪魔界の悪魔達には十分気をつけるように！」
「はいっ！ありがとうございます！」

そして、私は人間界での名前をもらった。

菜々架だった。

「菜々架～おはよ～」
「あっ！愛菜さん！おはようございますっ！」
「だから～ため口でいいって～」
「いや、大事な親友ですから・・・」
「菜々架ちゃんっておもしろいね！」
「あっ、ありがとうございます！」
「ｳﾌﾌｯ」

愛菜さんは人間界での初めての友達です！

そしてこの後・・・