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君がくれたぬくもり

第5章 感じない





そして夜……


和哉がぽつりと言った。




「陽菜…ホテル行かない?」


「えっ……?」




ホテ……ル……?


躊躇う陽菜。



陽菜はセックスにトラウマがある。


ほんとは行きたくない。




「陽菜、好きだよ。
好きだから…ひとつになりたいんだ。」


「………///」




せつなくそう言った和哉に、陽菜は頷いた。




もしかしたら


好きな人とのセックスなら大丈夫かもしれない…



そう思ったんだ。




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