君がくれたぬくもり
第6章 煙草
あのデートから数日
今日は和哉の家に招かれた。
「ホテルよりリラックスできるでしょ?」
「う、うん…」
今日もエッチするんだ…
陽菜のテンションが下がる。
やりたくない、
そう思うのに、陽菜は何も言えなかった。
やりたくないなんて言ったら嫌われる。
もうフラれるのは嫌だった。
―――――……
「ンッ……あ……」
「はぁ…はぁ…」
繋がる身体…
やっぱり痛い…。
…でも痛がるとこを見せてはいけない。
そう思って陽菜は感じるフリをした。
痛くて苦しかったが、和哉が射精するまで耐えた。