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君がくれたぬくもり

第55章 幸せの時






○△水族館に着く。



休日ということと、昨日テレビで特集されていたということもあり、人がたくさんいた。



岳歩くの早いからな…


はぐれないようにしないと。



数分並んでチケットを買い、

岳を追いかけるように人の群れる館内に入った。





「わぁー!すごい熱帯魚!」



最初に出迎えてくれたのは

色とりどりの熱帯魚だった。



「岳、綺麗!」


「あぁ。」



ピンクや黄色、ブルーに輝く魚に嬉しくなった陽菜は、

岳の手を引いて次に進む。



人混みの苦手な岳は苦笑いをしていた。




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