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不器用な恋

第2章 ほんとの恋

はぁ…そろそろ戻らないとダメだよね…

私はたこ焼きを買ってから ぶらぶらと時間をつぶしていた

「戻るか…」

そう思ったとき 後ろから

「心っ!!」と叫ばれた

振り返ると渚が走って来ていた

「渚…どうしたの?なにか買うの?」

「…おまえが遅いから 迷子になったかと思って…」

それをきいて私は うれしくて満面の笑みで 「ありがとう」と伝えた

私のなかでまたきゅぅぅっとなる

でも 私は それを無視した

どうしても 親友の美姫を裏切れない…

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