テキストサイズ

ブロッサム

第1章 家柄

「みんな、今日から
俺たちのクラスメイトになった……」

先生が、私に目配せする。


……あ、

「神宮 桜です!
地元がここなので、小さい頃はこっちにいました。

地方に行っていて、

今年からまた、こっちで暮らすことになりました!

よ、よろしくお願いします!」


私は、アタマを下げた。

「よし!
じゃ、桜に質問、一言ある人!」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ