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ブロッサム

第1章 家柄

「よし、行くぞ!」

チャイムが鳴ると同時に


先生が勢いよくドアを開けた。
私は先生のあとについて

教室に入る。

「先生!おはよー!」

「よーっす!」

「おはよぉ~新ちゃん」

「あれ?その子だぁれ?」

「女の子じゃーん!」

生徒の視線が、私に集まる。

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