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ブロッサム

第1章 家柄

「さーくーらー!」


窓の方から聞こえる声で、私は目を覚ました。


「智穂……早くない?」


私は目をこすりながら窓に近づく。

「遅刻!」

智穂が時計を指差した。



…………8時、…さんじゅっぷん?!

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