テキストサイズ

キミと一緒に…

第3章 クラブ!!




「ねぇ亜美。亜美はどうして女バレに入ろうと思ったの?」


「それ思った!!そんなにバレーにこだわるなんて…。なんかやってたの?」


「えっとね、杏里には前いったと思うけど私の幼なじみ拓ちゃん…なんか今この学年の話題になってる真白拓真のことね。その拓ちゃんがね入学式の日にバレーボールやってる友達に出会ってそのときに拓ちゃんバレーボールやりはじめたんだって。で、それをついこないだ聞いてね。拓ちゃんがそんなにもハマってしまうバレーボールってどんなんなんだろうって。で、拓ちゃんに教えてもらったの。そっから好きになったんだ。」


「へぇ。そうなんだぁ。」


「でもさバレーボールって背の高い人ばっかじゃん?亜美はその中でアタックだっけ?それを打っていくの?」


「ううん。私はリベロになりたい。リベロってねコートの中をひたすらに走りまくってボールをセッターに渡すの。なんかね自分が拾ったボールがきれいにアタッカーが決めてくれたら嬉しくない?私ね、拓ちゃんに見せてもらった全日本女子のワールドカップってやつ見せてもらったんだけどどんなボールでもセッターの方に返したり誰かが弾いてしまったボールでも諦めずにとりに行ったり…そんなリベロの佐野選手がすっごいかっこよくて私の憧れなの♪」


「まぁ確かに亜美はリベロっぽいよね。」


「ボールをじゃんじゃんとりに行きそうだよね。」


「私がんばる!」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ