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The Beast 〔完〕

第2章 形が見えたドア



あなたはため息一つついて、容易く飛び越えてきた…



僕が、積み上げた空虚に満ち溢れたお城はガラガラと音をたてて崩れていった




飛び越えてきたあなたは僕の手を触ってきた…



何のなめらいもなく、僕の手の上に手をそっと重ねてきた









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