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鬼殺村

第3章 村の歴史

凪を追って出て行った龍次が部屋に戻ってきた。


未来;「ちょっと、なにしにいったのよ」


不機嫌そうに未来がいった。


拓巳;「まぁ、良いじゃないか、それより未来のこれからが心配だ。」


未来;「どうして?」


拓巳;「まぁ、これは仮説だけど未来は連れて行かれなかったんじゃなくて、連れていけなかったんじゃないかな…」


龍次;「なるほど、その読みは正しいかもな」


深刻そうに話をしている二人を見る未来の顔は、不安を隠しきれてはなかった。


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