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夢叶う日まで

第3章 ケジメ

授業が終わってから、
自習時間が終わってから。

少ない時間のなかで、あたしたちはお喋りや軽いスキンシップを楽しんだ。
休日は、サトシは皆と遊びに行ってしまうから、あたしと二人で会うことは出来ない。
皆受験を控えてイライラしているから、刺激をしないようにしよう

それがあたしたち二人の結論。

あたしはあたしで、寮の女の子たちと仲良くなって、遊びに誘われることが多くなっていたから、特に気にはしていなかった。

ある日、いつものように出かけ、出先からサトシにメールを送った。

『今日、夜だけでも一緒にいれないかな?』

暫くして、返信。

『ごめん、後で連絡する!』

小さく苦笑して、携帯をしまった。
今はガールズで久しぶりのカラオケ!!!!!!
楽しまなきゃね♪

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