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「じゃ、この決まった班で合宿だな。集合場所とか、時間はしおりに書いてあるとうりだ」


原ﾁｬﾝはそう言って、教室を出た。



「華田さんって、好きな人とかいるの??」

「あ、江奈でいいよ。好きな人はいないよ!!」

早速玉木さんと仲良くなれた。
瀬川も久保くんのマイペースな雰囲気に、あまり嫌がってないようだ。

「え、瀬川くん彼氏じゃないの!?」

「当たり前だよ!!あんな自己中男!!」


「へぇ。江奈は嫌なんだ、俺が」

瀬川はいきなり私の首に腕を回し、耳元で囁いた。


「…っ何すんのよ!!」

「俺はいいけど??」

「ハァ!?」




「お前の彼女になるの」