それでも恋するドM娘
第1章 授業中のオナニー
千紗の小さな絶頂の吐息は終業時の喧騒に紛れてかき消された。
千紗はいかにも居眠りから目覚めた振りをして緩々と立ち上がった。
その時、ふっと視線を感じて千紗は慌てて振り返る。
振り返った千紗とクラスの副委員長である朝霧誠一(あさぎりせいいち)と視線が交わった。
が、すぐに朝霧は目を逸らし、教室を出て行った。
『もしかして……バレた……!?』
背筋が凍る緊張感に見舞われる。
動転した心のまま視線を寺居のほうに向けると、彼のほうは視線など全く感じていない様子で授業が終わってもまだ机に突っ伏して寝たままであった。
千紗はいかにも居眠りから目覚めた振りをして緩々と立ち上がった。
その時、ふっと視線を感じて千紗は慌てて振り返る。
振り返った千紗とクラスの副委員長である朝霧誠一(あさぎりせいいち)と視線が交わった。
が、すぐに朝霧は目を逸らし、教室を出て行った。
『もしかして……バレた……!?』
背筋が凍る緊張感に見舞われる。
動転した心のまま視線を寺居のほうに向けると、彼のほうは視線など全く感じていない様子で授業が終わってもまだ机に突っ伏して寝たままであった。