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千紗も負けないように富士見から目をそらさずゆっくりとパンツを脱いだ。

「じゃあそこに座って」

先程の椅子を富士見が再び指差す。

千紗はその椅子の上に脚をM字に開いて座った。

やや薄目の千紗の陰毛と共にぱっくりと開いた媚肉部の割れ目が富士見に丸見えになる体勢だった。

さすがにその瞬間だけはさっとスケッチブックで顔を隠し、富士見も動揺を見せた。

一瞬でも富士見を動揺させたことに千紗は悦びを覚えた。

しかしそれも束の間で、富士見はすぐに何時もの絵を描くときの真剣な眼差しに戻った。


今度は千紗がその眼差しに怯み、瞬間視線を富士見から離してしまった。

しまった、と千紗は胸の中で悔やむ。