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それでも恋するドM娘

第9章 対峙

セックスのあとのキスはデザートのように甘い。

舌をレロレロと絡めあったり、互いの舌をちゅうちゅうと吸いあったり、舌先で互いの唾液の糸を引かせたり、ただ唇を重ねたり、何度も何度もキスを繰り返した。

冷たく苛められるようなセックスをした後の長いキスは、心の芯まで蕩けさせる。


やがて二人は名残惜しそうに口許を離す。

しっとりと膜を覆うようにかいていた汗が冷房によって冷やされ、寒さを感じてバスルームへと移動した。

少しだけ熱めに設定したシャワーを二人で浴びながら、再び互いの身体を弄りあった。

「あっ……クリちゃんばっかりダメっ!」

「佐倉さんも僕のおちんちんばかり洗ってるよ?」

「だって……朝霧君の長いおちんちん、好きなんだもん」

二人は手にボディーソープをたっぷりととって、互いの性器を念入りに洗うように愛撫し続ける。

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