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それでも恋するドM娘

第10章 安らぎの代償

「僕は千紗が思っているほど優しい人間なんかじゃないよ。ずるいし、欲張りだし、自分のことばっかりだよ。教えてあげるよ。僕が全然優しくない人間だってことを」

「えっ……ちょっと、光太君っ!」

姫野は千紗の手を掴み、足早に歩き自分の家へと引っ張り込んだ。

「ねぇ、光太君……ごめん。私が悪かったから……」

姫野の部屋に入り、彼女は懸命に謝った。

しかし彼は聞く耳を持たず、千紗のスカートを巻くりあげ、スパッツを脱がした。

「ひゃっ……光太……くん……だめっ……」

千紗は姫野の手を掴み、動きを制しようとする。

しかしなよっとした感じでも姫野も男。千紗の力では制しきれない。

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