それでも恋するドM娘
第12章 罪悪感の根底
新撰組をモチーフにしたアニメの二次創作のBL本は綺麗な絵と激しい描写であった。
その艶かしい内容に千紗は思わず興奮してしまう。
「そういうの読むとやっぱりおまんこ濡れちゃうの?」
「わぁっ!」
いきなり背後から声をかけられて千紗は思わず手にした本を落としそうになるくらいに焦る。
「やあ久し振り」
振り返るとそこには美術部の先輩である富士見が立っていた。
「ふ、じみ先輩……なぜここに……」
千紗はいきなりのことにパニクる。
「その同人誌ね、僕が描いたんだよ」
「……はい?」
「知り合いに頼まれてね。一作でいいからって。描いたら意外と面白くて何作か描いたんだけど」
「……ってことは先輩って…………ホモ?」
「違うっ!!」
「だって……男の子同士その、キスしてるし……挿れちゃってるし……」
その艶かしい内容に千紗は思わず興奮してしまう。
「そういうの読むとやっぱりおまんこ濡れちゃうの?」
「わぁっ!」
いきなり背後から声をかけられて千紗は思わず手にした本を落としそうになるくらいに焦る。
「やあ久し振り」
振り返るとそこには美術部の先輩である富士見が立っていた。
「ふ、じみ先輩……なぜここに……」
千紗はいきなりのことにパニクる。
「その同人誌ね、僕が描いたんだよ」
「……はい?」
「知り合いに頼まれてね。一作でいいからって。描いたら意外と面白くて何作か描いたんだけど」
「……ってことは先輩って…………ホモ?」
「違うっ!!」
「だって……男の子同士その、キスしてるし……挿れちゃってるし……」