それでも恋するドM娘
第12章 罪悪感の根底
「なんですか、それ……変なの」
いつもの軽い冗談のように千紗が笑いながら富士見を見る。
一瞬だけ真剣な表情だった富士見は、すぐにいつものふざけた表情になる。
「まあ欲しがる佐倉さんに入れてあげない放置プレイだよ」
「そんな放置プレイ、誰得なんですか!!」
千紗もあわせてけらけらと笑う。
呼び方が千紗からまた佐倉さんに戻ってしまったことにチクリと痛みを感じながらも、気付かない振りをして笑った。
裸でベッドに潜った二人は軽くキスをしたり、身体をくすぐるように弄りあったり、舌を絡めるように深く長いキスを楽しんだ。
それでも富士見が千紗の中に挿れることはなく、じゃれあうだけの甘い時間となった。
いつもの軽い冗談のように千紗が笑いながら富士見を見る。
一瞬だけ真剣な表情だった富士見は、すぐにいつものふざけた表情になる。
「まあ欲しがる佐倉さんに入れてあげない放置プレイだよ」
「そんな放置プレイ、誰得なんですか!!」
千紗もあわせてけらけらと笑う。
呼び方が千紗からまた佐倉さんに戻ってしまったことにチクリと痛みを感じながらも、気付かない振りをして笑った。
裸でベッドに潜った二人は軽くキスをしたり、身体をくすぐるように弄りあったり、舌を絡めるように深く長いキスを楽しんだ。
それでも富士見が千紗の中に挿れることはなく、じゃれあうだけの甘い時間となった。