
それでも恋するドM娘
第13章 新しい季節は。
夏休み、朝霧とはあれ以降も何度かあっていた。
大概は何の前触れもなく朝霧から連絡が入り、日時を指定される。
指定された場所に行くと相変わらず朝霧は先に到着していた。
時には遠隔のピンクローターをつけさせられて街を歩いたり、時にはデパートのトイレで犯されたり、逆に手も握らずに別れる日もあった。
森林のある大きめな夜の公園でセックスをした日は、少し離れたところでセックスをしている別のカップルがいて、互いに声を聞かせあうように行った。
死ぬほど恥ずかしく、獣のように理性のない穢れた行為と感じながらも、朝霧の手で身体を弄られると千紗は反発が出来なかった。
好きだともいえず、愛してるとも言われず、そういう逢瀬が続いた。
そして毎回、別れ際に朝霧は次の約束をしなかった。
『次いつ会おうか?』
普通のカップルなら当然交わされる言葉でさえ、朝霧にうっとうしいと思われるのではないかという恐怖心から、口にすることが出来なかった。
大概は何の前触れもなく朝霧から連絡が入り、日時を指定される。
指定された場所に行くと相変わらず朝霧は先に到着していた。
時には遠隔のピンクローターをつけさせられて街を歩いたり、時にはデパートのトイレで犯されたり、逆に手も握らずに別れる日もあった。
森林のある大きめな夜の公園でセックスをした日は、少し離れたところでセックスをしている別のカップルがいて、互いに声を聞かせあうように行った。
死ぬほど恥ずかしく、獣のように理性のない穢れた行為と感じながらも、朝霧の手で身体を弄られると千紗は反発が出来なかった。
好きだともいえず、愛してるとも言われず、そういう逢瀬が続いた。
そして毎回、別れ際に朝霧は次の約束をしなかった。
『次いつ会おうか?』
普通のカップルなら当然交わされる言葉でさえ、朝霧にうっとうしいと思われるのではないかという恐怖心から、口にすることが出来なかった。
