それでも恋するドM娘
第3章 ペットの可愛がり方
授業中も昼休みも朝霧が千紗に接触してくることはなく、その静けさが逆に千紗のプレッシャーとなり、不安を増長させた。
放課後、またしてもいつの間にか机の中に入れられた手紙を千紗は発見する。
その手紙には一行だけ、こう書かれてあった。
『放課後、駅前の書店で待ってます』
千紗はその手紙を読むとすぐに散り散りに破いてゴミ箱に捨てた。
その破り方がちょっと荒々しかった為かゴミ箱付近にいた寺居が少し驚いたような表情で千紗を眺めていた。
これから性的な悪戯をされるに違いないと思うと、千紗は思いを寄せる寺居の顔をまともに見ることが出来なかった。
放課後、またしてもいつの間にか机の中に入れられた手紙を千紗は発見する。
その手紙には一行だけ、こう書かれてあった。
『放課後、駅前の書店で待ってます』
千紗はその手紙を読むとすぐに散り散りに破いてゴミ箱に捨てた。
その破り方がちょっと荒々しかった為かゴミ箱付近にいた寺居が少し驚いたような表情で千紗を眺めていた。
これから性的な悪戯をされるに違いないと思うと、千紗は思いを寄せる寺居の顔をまともに見ることが出来なかった。