それでも恋するドM娘
第3章 ペットの可愛がり方
「じゃあね、光太君」
「うん。またあとで!!」
そんな頼りない彼とも学校の最寄り駅に着くと別れ、千紗はクラスメイトと共に学校まで歩く。
ひたすら坂を登る通学路は今のような暑い季節では結構重労働だ。
いつもと何も変わらない振りをしてクラスメイトと会話をしながら教室内に入る。
「おはよー」
自然に友達に挨拶をしつつ視界の端で朝霧を確認するが特にこちらを見る素振りすらない。
こうしていると昨日朝霧にオナニーを見られて、ペットになる契約をしたことなど幻覚だったような気分になる。
--しかし現実は甘くなかった。
「ひっ……!?」
千紗が机の中に手を入れると犬用と思われる首輪がいつの間にか入れられていた。
それを慌てて机の中に押し込み、非難まじりの視線を朝霧に送ったが、やはり朝霧は千紗のほうを見ることもなく、授業の予習を行っていた。
「うん。またあとで!!」
そんな頼りない彼とも学校の最寄り駅に着くと別れ、千紗はクラスメイトと共に学校まで歩く。
ひたすら坂を登る通学路は今のような暑い季節では結構重労働だ。
いつもと何も変わらない振りをしてクラスメイトと会話をしながら教室内に入る。
「おはよー」
自然に友達に挨拶をしつつ視界の端で朝霧を確認するが特にこちらを見る素振りすらない。
こうしていると昨日朝霧にオナニーを見られて、ペットになる契約をしたことなど幻覚だったような気分になる。
--しかし現実は甘くなかった。
「ひっ……!?」
千紗が机の中に手を入れると犬用と思われる首輪がいつの間にか入れられていた。
それを慌てて机の中に押し込み、非難まじりの視線を朝霧に送ったが、やはり朝霧は千紗のほうを見ることもなく、授業の予習を行っていた。