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それでも恋するドM娘

第15章 それでも恋する?

「えいっ」



陽菜はいきなり姫野のスカートをバサッと捲った。



「ひゃっ……!!」



「えっ……嘘……」


千紗と陽菜は思わず目を疑った。


なんと姫野はスカートの下に女性ものの下着を穿いていたのだ。



「ひどいよ……変態……」


「ご、ごめん……」



スカートを捲った陽菜も思わず謝ってしまう。


「そこまで本格的だとは……」



千紗も思わず息を飲んだ。



「女の子用のパンツまで穿くなんて光太君も本格的な変態だね」


「お前が穿かせたんだろ!! 変態!! 鬼畜!!」


カラオケ店に来ても誰も歌わず、四人は盛り上がっていた。



姫野はすっかり落ち込んで下を向いてちゅうちゅうとジュースをストローで吸っていた。




「ぜんぜん大丈夫だよ、姫野君。凄く似合ってるし」



「フォローになってないよ、河西さん……」


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