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それでも恋するドM娘

第15章 それでも恋する?

カラオケ店に着くと陽菜は当然のように姫野の隣に座る。



「おっぱいはパットを入れてるの?」



「ちょっ……河西さんやめて……」



「可愛い反応ね、姫野君。私のも触ってみます?」



「結構です!!」



姫野は顔を赤くして断る。



「すっかり河西さん気に入ったみたいだね」



朝霧は千紗の耳元で囁く。



「これを狙ってたんでしょ、朝霧君。相変わらず悪人ですね」



千紗は呆れた顔で朝霧を睨む。



「確かに光太君は男の僕からしてみてもかなり魅力的だよ」



「駄目っ!! 姫野君は渡さないから!!」



冗談とも本気ともつかない口調で怒りながら、陽菜は姫野を抱き寄せる。


「笑ってないで助けてよ、千紗ぁ」



姫野はほとんど涙目で千紗に助けを求める。







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