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それでも恋するドM娘

第15章 それでも恋する?

「結構おっきい……」


ふざけていた陽菜だが女装男子のソレが意外に大きく、ドキドキした顔に変わる。



「駄目っ!!」


姫野はバッと身体を引いて陽菜と距離をとった。



えっちなような、気まずいような、笑いを噛み殺したような、変な空気が流れてしまう。


千紗はその空気を払拭するように今さらながら歌を入れた。



それをきっかけにようやくカラオケらしく、朝霧以外の三人が歌い始めた。

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