それでも恋するドM娘
第15章 それでも恋する?
「ったく……佐倉さんが悲しむからだよ。僕が佐倉さん以外の女の子とセックスをしたら悲しむでしょ?」
めんどくさいなぁとか言いながら照れ隠しのように千紗の手を払い朝霧は歩き続ける。
「セ、セックスしなくったって……指や舌でするのも悲しいよ、私は!!」
「ん、まあ……そうだよね……もうしないよ」
朝霧はばつが悪そうに答える。
「私が悲しむからじゃなくて、私が好きだから出来なかっただけでしょ? 白状しちゃいなよ」
「面倒くさ……はいはい、それでいいよ」
朝霧とは思えたいくらい照れた表情で振り返り、千紗の手を握った。
「あっ……」
「こんな風に手を繋ぎたいとか思ってるんでしょ? 女って面倒だよね……」
朝霧の手は強くぎゅっと千紗の手を握った。
「ようやく女心を理解したみたいだね、朝霧君も」
千紗も照れながら朝霧の手を握り返した。
めんどくさいなぁとか言いながら照れ隠しのように千紗の手を払い朝霧は歩き続ける。
「セ、セックスしなくったって……指や舌でするのも悲しいよ、私は!!」
「ん、まあ……そうだよね……もうしないよ」
朝霧はばつが悪そうに答える。
「私が悲しむからじゃなくて、私が好きだから出来なかっただけでしょ? 白状しちゃいなよ」
「面倒くさ……はいはい、それでいいよ」
朝霧とは思えたいくらい照れた表情で振り返り、千紗の手を握った。
「あっ……」
「こんな風に手を繋ぎたいとか思ってるんでしょ? 女って面倒だよね……」
朝霧の手は強くぎゅっと千紗の手を握った。
「ようやく女心を理解したみたいだね、朝霧君も」
千紗も照れながら朝霧の手を握り返した。