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それでも恋するドM娘

第15章 それでも恋する?

「イキそうなんでしょ、千紗? 」



「っ……ん」



図星をつかれたことと、名前で呼ばれたことで千紗は更に感じてしまう。



「駄目だよ。勝手にイクような節操のない子は、僕は嫌いだからね。
千紗はちゃんとイっていいと許可が出るまで我慢する子だよね?」



「……ん」



涙をためてイキ我慢をする表情ではまるで信憑性がないが、千紗は頷いた。



「いい子だ。今夜は頭がおかしくなるまで感じさせてあげるから。我慢するんだよ?」



「んはっ……い……っいいいっ!!
あうっ……お、お願いします……私をめちゃくちゃにぃ……」



びぃぃぃーん……


朝霧の操るローターは容赦のない刺激を与え続ける。


「……ッッくっ……ぁっ……いぃっ……くはっ」



長い時間息を止めていたかのように千紗は顔を真っ赤にした苦しげな表情で耐える。



今イッてはいけないッッ!!



朝霧とのこの勝負に負けちゃいけないっ……



ドSな朝霧の責めを耐えきることが、ドMな私の力の見せどころなんだッッ



千紗は白い歯を力の限り食い縛る。


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