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それでも恋するドM娘

第16章 エピローグ ドMな娘の愛し方

「そ、それでは文化祭の模擬店はクレープ屋に決定し、ます」



ホームルームで声を震わせながら千紗が告げる。



クラスメイトは皆千紗を見ている。



朝霧は黒板に書かれたクレープ屋以外の候補を消した。



朝霧に仕込まれたピンクローターが激しく振動し、立っているのも辛い。



『もう止めて』


と非難の目を朝霧に向けるが朝霧は全く気付かない振りをしていた。



千紗はしゃがみこんではしたない声をあげたい気持ちを圧し殺して次の議題に進む。



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