無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

ゆっくりとした柔らかい気持ちよさに頭がぽーッとしてきた千紗は自然と脚を開いてしまっていた。



誰も見ていないとはわかっていたが慌てて脚を閉じる。



長めの黒いボブに血管が透き通るような白い肌。


くりんとしたアーモンドのような一重で猫のような瞳は目立つものの、凹凸のない平坦な顔立ちは派手なタイプの美人ではなく、ひっそりと佇むタイプの美人であった。



化粧っ気のなさも地味な印象を与え、クラスの男子から密かな思いは寄せられるものの派手に告白されたりする人気ではなかった。



何より成績上位者で常に張り出されるその知性が男子生徒を気後れさせている。