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それでも恋するドM娘

第4章 処女を捧げるM娘

港のベンチで朝霧に逝かされた千紗は当然、朝霧の次の要求を覚悟した。

体は既に朝霧を求めていたし、心もそれに抗うことは出来なかった。


朝霧に抱かれたい。


実際そう思っている自分もいた。


しかし朝霧はセックスはおろか、千紗によってもたらされた劣情の処理さえ命じては来なかった。

「帰ろうか?」

「えっ……あ、うん……」

千紗を逝かせたあとは普通の下着を着せ、制服を整わさせて帰路につく。

「それじゃ、また」


朝霧は何事もなかったようにそう言って、その日は別れた。

正直あれだけ焦らされて、一回の絶頂では満足する千紗ではない。

家に帰ると急かされるようにオナニーをしていた。

二度三度と絶頂を迎え、ようやく満足を得る。

オナニーするときはもちろん、朝霧の責めを思い出していた。

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