無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

それから一週間は朝霧はなにも言ってくることはなかった。

激しく性的に弄ばれるとどこか期待までしていた千紗は肩透かしを食らった気分になった。


その間はあれほどまでに嵌まっていたオナニーのネット公開もやめていた。

『あんなに弄んでおいてっ……』

自分から言わなければ苛めてもらえないと理解した千紗は自ら朝霧を誘おうかと悩んでいた。


しかし自分には寺居という気になっている存在もいる。

朝霧の鬼畜な責めは魅力的だが、それを認めてしまうのは悔しかった。

『あんな人、関わり合いたくないしっ……私の方から誘うとかあり得ないから……』


そう、どうせ自分から誘うなら、と千紗は意を決した。