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それでも恋するドM娘

第5章 躰と心

『私って馬鹿なの……?』

千紗はシャワーを浴びながら、流れでホテルまで来てしまった自分を恥じていた。

朝霧のドSな責めで公園でイカされてから千紗は新しい快楽に目覚めてしまっていたのは確かだった。

それに加えて朝霧が黒騎士だったという事実。

千紗は黒騎士の命令するオナニーですっかりオナニーに嵌まってしまった。

正直黒騎士にだったら処女を捧げてもいいとさえ考えていた。

それほどまでに心酔していた黒騎士。


寺居に対する恋心とはまた違う、性的憧憬の象徴を黒騎士朝霧に抱いてしまった。


バスルームを出て部屋に行くと電気が全て消されており、視界の効かぬ闇がそこにはあった。

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