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それでも恋するドM娘

第5章 躰と心

「えっ……ちょっと……朝霧君?」

驚いた千紗は暗闇に声をかける。


と、その瞬間


「きゃっ!?」

いきなり背後から腕を捕まれ、両手首に手錠をかけられた。

「何するのっ……!?」

抵抗しようとする千紗だが、手の自由を奪われてることを失念し、無駄に動いて体勢を崩してしまう。

「不自由な状態で苛めてあげる。そういうのも好きでしょ?」

朝霧は不敵に微笑み、千紗をポンと押してベッドの上に倒させる。


ぽふっとベッドのスプリングに千紗の体は沈んで跳ね返された。

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