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恋のかたち

第9章 愛とセックス

体が緊張したが、何とか自然に振る舞う
「おはようございます」
「あぁ、おはよ」
秋豊はいつも優愛からの挨拶に目をそらしながら返す

そんな照れる様子の秋豊が好きだと優愛は思う
普段不機嫌そうな顔が崩れる様を見ると心がぽっと暖まるのを感じる

昨日の出来事は優愛には、人生一番の厄日だと思える日だった

ブラウスに乳房の突起が触れるのを感じ、服越しに目立ってないか確認した。
ニットの生地が少し厚めで助かっている・・が、これ以上に主張するようだと服を押し上げそうだ

パンストの縫い目がちょうど秘部の割れ目に触れていて動く度気になる

優愛は、その体の異変を感じ取りながら秋豊と接する

「今日は、七時には東光商工との打ち合わせが入ってますよ。独りで行きますか?」
ソファに越し掛け、ネクタイを絞める秋豊に問いかける

「もう、出なきゃな。優愛もこいよ、多分すぐ終わる。その後飯たべて、旅行準備しに行くぞ」

「あっはい・・分かりました」
優愛の声を聞きホテルを後にして、秋豊の運転する車で打ち合わせ場所へ向かう

正直自宅に帰って降ろして欲しかったが、経緯も話さないと成らないため我慢した

会議後から会社に向かうまであと最低五時間この恰好となる

優愛は、変態になった気分だった

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