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恋のかたち

第9章 愛とセックス

朝は秋豊より早く目覚めた
優愛を胸に抱きしめる様に眠る秋豊
切なくて嬉しい気持ちに複雑だった

心地よく寝息を立てる秋豊
時刻は朝4時
秋豊を思い、自分に嘆いて泣いた瞼は少し腫れていた

優愛は、もう一度バスルームのシャワーを浴びた
広いリビングに荷物の箱が置いてあることに気づいた

タオルを巻いたまま近づく
箱の中身は着替えだった

・・残念な事に下着はなかった
昨日の着衣はレンタルで、うっかりしていたが、外されたブラの回収を忘れた
さすがに取りにもいけず

ただ用意されている服のみ・・

優愛は、ごくっと唾を飲み込んだ
白のブラウスにリボンを首元に結び、薄手のニットベストを重ね、パンストに黒の膝丈のタイトスカート

至って普通のビジネススタイル・・・
ノーパン・ノーブラでなければ。

家に帰り着くまでと腹を括った

朝の6時になり秋豊が起きてきた

既にスーツを着こなして優愛の視界に現れた

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