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俺様えくぼ。

第3章 初めて




「あ、そうだ。
カレカノっぽく手繋ごう」




「え、あ…はい。」




初めて繋ぐ男の人の手は大きくて
なんだかすごく心地よかった。




「咲希ちゃん家まで送ってくよ」



「あ、すいません。」



私は緊張のあまり敬語になっていて
その姿をみた高村君は優しく微笑み
自分の顔がどんどん火照るのを感じた。






(高村君をどんどん好きになっていく…
好きすぎてどうにかなりそうだよ…)

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