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俺様えくぼ。

第3章 初めて

~家の前~



「送ってくれてありがとね。
あと……取り柄のない女ですが
これからよろしくお願いします」



深々とお辞儀をしている自分は
すごく珍しいし照れくさい。



「こちらこそよろしく。」
高村君もつられて深々とお辞儀をしていて
思わず私は笑ってしまった。



「咲希ちゃん、こんな俺と
付き合ってくれてありがとう。
実は、入学式の時から……好きだったんだ」




「実は、私もだったりします…」



入学式の時、私は高村君を見て
一人だけオーラが違うなと思っていて、
クールな表情から見える笑顔をみて
私の心はみごと奪われた(笑)

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