俺様えくぼ。
第5章 嫉妬
そして、接客チームと衣装チームと
食品チームにわかれて
いろんな作業をそれぞれ始めた。
「鈴木くん、これから
もっと忙しくなるから頑張ろうね!」
私達は教卓の前で二人並んで座っていた。
「うん、頑張って萌えさせよう」
「なんか、鈴木くんから
萌えって言葉聞くと面白いな(笑)」
「いいじゃないか、別に」
私は今、初めて
鈴木くんの笑顔をみたきがする。
「鈴木くん、もっと笑ったら?」
「咲希さんみたいに、
毎日ニコニコしてたら
なんか気持ち悪くなる」
「えっ?」
「でも、咲希さんといると
自然に笑顔になれる自分がいる」