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俺様えくぼ。

第5章 嫉妬




顔と顔の距離が10㎝程になったとき
急に祐樹君の目が開いた。








「すきやり」





祐樹君がニヤリと笑い、
そして私の頬に何かが接触した。








「うぇ、えっ、な!?」



「咲希ちゃん可愛すぎ、
焦らすの楽しいわ(笑)

もしかして、口にしてほしかった?」




「と、とんでもない!
なんで今日はそんなに変なの?」




「咲希ちゃんがさ、
俺に嫉妬させるからだよ…」







そう言う祐樹君の表情は
拗ねてる様で可愛くてしかたなかった。

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