テキストサイズ

NO VOICE LOVE

第3章 NOT STOP?


ようやく形を成した感情が
胸いっぱいに溢れて、
とくんとくん、と鼓動を生む。

未夢は旭の笑顔に答えながら、
2人でカフェを出る。

重かったはずの足取りも軽く、
右側を歩く旭に少しだけ体が触れると
鼓動はより一層大きくなる。

「どこいこっか?」

『もう1度旭さんの歌が聴きたいです』

未夢は紅い笑顔で綴る。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ