秘密の恋
第8章 *蒼衣に春がきた!!?
「ララララララ~♪」
悠哉が楽しそうに
歌っている中、
蒼衣が私にボソリと
呟いた。
「そういえばさ、
雅はどうなの??」
「何が??」
「海斗君とww」
「・・・ブッ」
「うわっ、汚なっ!」
「だって、蒼衣が
変なこと聞くから!!」
はい、カフェオレを
吹き出しました。
「だってさ~、
メールしてるんでしょ??」
「たまにね。」
「この前、
会ったんでしょ??」
「・・・ブッ」
本日2回目。
「なっ・・・
なんで知って・・・//」
「祐一から聞いたww
んで??
どうなの??」
祐一って・・・
呼び捨て!!?
「どうって・・・
ただのファンだよ。」
「・・・まだあいつのこと
気にしてんの・・・??」
「してないよ。
過去のことだし。」
「そっか。」
海斗君が気にならない
って言ったら
嘘になる。
でも、好きにならない。
恋愛感情は持っちゃ
いけない。
海斗君はすごい仕事に
誇りを持ってるって
分かったから、
荷物になりたくない。
そう思うたび
胸がズキッってする。
色々な感情が
入り交じる中、
冬を迎える。
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