
秘密の恋
第12章 *恐れていたこと ~ep.あの日~
そう・・・
ここは初めて
海斗くんに会った場所
つまりぶつかった場所
「よかったよかった^^
見つけられて。
じゃ、行こっか^^」
グイ
「・・・ッ//」
少し
引っ張られる感じで
手をひかれてる。
ちょっと急ぎ足で
着いていく。
いまだに
手は繋いだまま
後ろから見る海斗くん。
いつもより男の子って
感じるのは、
背中の広さだろうか
体のたくましさなのか
海斗くんは香水を
つけないみたいで、
柔軟剤の香りが
漂ってくる。
ほんのりとほっぺが
赤い気が・・・
気のせいかな??
いつのまにか
カラオケに着いた。
繋がれてる手・・・
きっと私今、
顔真っ赤だ・・・//
