
秘密の恋
第10章 *2回目のTV出演は
〝海斗side〟
「雅ちゃん!!」
俺は咄嗟に
名前を呼んでいた。
雅ちゃんは
笑顔で振り返って
「海斗くん!!」
俺の名前を呼んだ。
「もうすぐ出番だよね??
楽しみにしてる。」
「ありがとう。」
「・・・。」
なんか今日、いつも
と違うな・・・
元気ない気がする・・・
「・・・??
どうかした??」
「いや、何かあった??」
「・・・え??
いや・・・何もないよ^^」
「・・・そっか。」
無理矢理笑顔を作った
のがよく分かった。
「おーい海斗ー!!
行くぞー」
「おー」
翔太くんが声を
かけてきた。
「・・・ん??
雅ちゃん??」
「あっ、お久しぶりです!」
「やっぱり雅ちゃんだ。」
「「久しぶりー!!」」
「みなさんお元気そうで^^」
「あったり前!!」
俺を差し置いて
仲良くみんなで
話をしている。
ちょっと妬いていた。
俺が一番仲良しなのに!
ってね(苦笑
