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命~タイセツサト、トウトサ~

第3章 第三章【好き?】

~美成子~
-屋上-

美:「はぁーー
  風が気持ちいね!!」

郁の髪が風に、なびいていて・・・
かっこいい//

郁:「あぁ
  そうだな、ここに来るときに
  警備員に見つからなくて良かったな(笑)」

美:「そうだね(笑)
  てか、郁足早いよね?」

足音が聞こえて、やばい
と思って、走ったら
私でも、50㍍走で!9秒位だから

郁:「まぁな、クラスで一番早いから」

自慢げに言う郁に、ちょっと
いらついた

郁:「なに?惚れた?」

美:「なっ!!んなわけたるかぁ!!」

郁:「うわっ!!取り乱してる(笑)」

美:「もぅ知らん(怒)もぅ戻るから」

扉に戻ろうとしたとき

パシッ

美:「なにっ」

ギュッ

郁:「ごめん、」

美:「いいから、離して!!」

郁:「嫌だ」

はぁ?

美:「早く!!暑いから」

嘘だけど

郁:「離れたくない」

美:「っつ」

郁:「なぁ、俺の病名知ってる?」

そう言えば知らない

美:「知らない・・・」

郁:「俺なぁ・・・」

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