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～美成子～

どうしよう？？？

泉:「どうしたの？暗い顔して?」

美:「いや、来週郁の誕生日じゃん？
　　だから、何かして上げようかな
　　思って…」

泉:「郁だったら、美成子が
　　くれる物やったら、何でも
　　喜ぶと思うで、アホみたいに(笑)」

郁:「泉木よりは、偏差値高いと
　　思うけど…」

美:「ぅわ！！」

泉:「はぁ(怒)ちょっと頭いいからって
　　調子乗るなよ！！」

………

美:「泉木？」

泉:「あっ！！ごっめーん」

郁:「(笑)」

泉:「あっちいけ、シッシッ」

ぷっ(笑)
郁拗ねてるし

郁:「へぇーーイ」

泉:「よし！！ほんで？
　　何だっけ？」

美:「誕生日」

泉:「あーぁ、何でもいいよ」

美:「え！！泉木にじゃないよ？」

泉:「解っとるわ！！」

美:「(笑)」

泉:「無難にペアリングとかわ？」

美:「恥ずかしいよ//」

泉:「小３だから
　　サッカーボールとか？」

美:「サッカーボールのネックレス
　　にする」

泉:「それいいね！！」

美:「やった！！」　　

泉:「じゃぁ、璃木とこ行ってくんね」

美:「うん」

泉:「璃木ぃーー」

郁:「うっせぇよー」

泉:「えっ？誰ですか？」

美:「(笑)」

はぁーー
美成も、あんな仲良くなりたいな…

郁:「何だよそんな暗い顔して」

美:「ﾋﾞｸｯ！」　　

郁:「どうした？そんなビビって」

美:「どっ、どうもしないよ？」

郁:「嘘だな、美成子って、嘘つくとき
　　キョドるもん」

何で解るんだよ

美:「何もないよ？大丈夫(笑)」

郁:「そう？」　　

美:「うん
　　じゃぁ、美成そろそろ学校行くね？」

毎日泊まっているから
ここから学校に通う

郁:「行ってらっしゃい」

泉:「んじゃぁ、うちらも、行くわ」

璃:「俺らが行ってる間に死ぬんじゃねぇぞ」

郁:「お前は、バカか
　　じゃぁな！！」

美、泉、璃:「行ってきやーす」